開口国際特許事務所

【富山】国際特許出願において事前調査を依頼するメリットとPCT出願のプロセス

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【富山】国際特許出願において事前調査を依頼するメリットとPCT出願のプロセス

【富山】国際特許出願において事前調査を依頼するメリットとPCT出願のプロセス

【富山】国際特許出願前の調査は専門家に依頼を!メリットとPCT出願のプロセス

グローバル化が進む現代において、知的財産権の保護は企業戦略において非常に重要です。特に、海外市場への進出を視野に入れている企業にとって、国際特許の取得は事業の成功を左右する重要な要素となります。

しかし、国際特許の出願手続きは複雑で、専門的な知識や経験が必要となります。そのため、多くの企業は特許事務所などの専門家に依頼して特許調査や出願手続きを代理してもらっています。

こちらでは、国際特許出願において事前調査を依頼するメリット、PCT出願のプロセスをご紹介します。富山で国際特許出願について相談したいとお考えの方は、開口国際特許事務所をご利用ください。

国際特許申請において事前調査を依頼するメリット

国際特許申請において事前調査を依頼するメリット

特許調査を専門家に依頼することで、時間とコストを節約できるだけでなく、質の高い調査結果を得ることができます。具体的には、以下のようなメリットがあります。

専門知識と経験

特許調査をスムーズに進めるには、専門知識と経験が不可欠です。特許調査は技術的な知識に加え、特許法に関する深い理解も必要とする高度な作業です。

特許調査を行う専門家、特に弁理士は、豊富な知識と経験を持つエキスパートです。複雑な特許法を理解し、関連する技術分野の先行技術調査を的確に行います。

弁理士に依頼することで、質の高い調査結果が期待できます。特許性の判断や権利範囲の確定など、重要な局面で専門家のサポートを受けることは、円滑な国際特許取得につながります。また、調査だけでなく出願、権利化後の手続き、ライセンス、係争など、特許に関するあらゆる業務をサポートします。

時間とリソースの節約

特許調査は、専門的な知識と多くの時間を要する作業です。自社で行う場合、特許データベースの検索方法を習得する必要がある他、膨大な数の特許文献を読み解き、関連性を判断しなければなりません。また、言語の壁も大きな課題となります。

これらの作業を外部の専門家に委託することで、貴重な社内リソースを本来の業務に集中させることができます。特に、中小企業やスタートアップ企業にとって、時間とリソースは限られています。特許調査を外部委託することは、費用対効果の高い戦略といえるでしょう。コア業務に集中することで競争優位性を築き、市場での成功の可能性を高めることができます。

客観的な分析

特許調査は、単に特許を取得するための手続きの一環としてだけでなく、ビジネス戦略策定にも役立つ客観的な分析ツールとして活用できます。

調査結果から、競合他社の技術開発動向や市場における競争優位性を把握できます。これにより、自社の研究開発の方向性を定めたり、新たな市場機会を特定したりすることが可能になります。

例えば、競合が多い技術分野では、差別化戦略を重視する、ニッチ市場を狙うなど、事業展開の判断材料として活用できます。

また、自社技術の特許性や権利範囲を確認することで、ライセンス契約やM&Aといった戦略的な提携の判断にも役立ちます。

このように、特許調査は知的財産戦略のみならず、企業全体のビジネス戦略策定に不可欠な要素といえるでしょう。

PCT出願のプロセス

PCT出願のプロセス

PCT出願のプロセスは、大きく分けて以下の4つの段階に分かれています。

国際調査

国際調査とは、PCT出願にもとづき、国際調査機関が先行技術文献を調査し、特許性(新規性、進歩性、産業上の利用可能性)について評価するものです。この調査結果は国際調査報告として出願人に通知されます。

国際調査報告には、調査対象となった発明の特定、調査に使用されたデータベースや検索キーワード、そして調査で見つかった先行技術文献の情報が記載されます。

各先行技術文献について発明の各請求項との関連性が示され、特許性の有無に関する見解が示唆されます。必ずしも拒絶理由が通知されるわけではなく、特許性の見通しについて出願人に示すものです。

国際調査報告は後の国内段階移行時の審査における重要な資料となるだけでなく、出願人が自らの発明の特許性を見極め、今後の戦略を立てるうえでも役立ちます。

国際公開

国際公開とは、PCT出願された発明の内容を世界に公開する手続きです。国際公開日は、原則として優先日から18ヶ月後です。

2014年7月1日以降の出願については、国際調査機関の見解書も国際公開と同時にWIPOのウェブサイトで公開されます。これは、従来は優先日から30ヶ月後に公開されていたものですが、改正により早期に公開されるようになりました。また、出願人が国際調査機関の見解書に対して提出したコメントも同時に公開されます。

これらの情報は、特許出願の動向を把握するうえで重要な情報源となります。

国際予備審査(任意)

国際予備審査とは、PCT出願後指定国への国内段階移行前に、特許性に関する評価(審査)を受けることができる任意の手続きです。国際調査とは異なり、審査請求することにより特許性の見込みについてより詳細な見解を得ることができ、国内段階移行後の審査をスムーズに進めることができます。

国際予備審査は、国際調査機関が審査を行います。審査の結果、特許性があると判断された場合は、国内段階移行後も有利な審査を受けることが期待できます。一方、特許性に問題があると判断された場合には、補正を行う、あるいは国内段階移行を一部の国に限定するなどの対応を検討できます。

国際予備審査は任意の手続きですが、早期に特許性の見込みについて専門家の意見を得られるメリットがあります。早期に特許取得の可能性を判断し、戦略的に権利化を進めるうえで国際予備審査の活用を検討することは重要です。

各国への移行手続(国内段階移行)

国際特許出願(PCT出願)は、国際調査、国際公開、そして必要に応じて国際予備審査を行った後、いよいよ各国への移行手続(国内段階移行)に進みます。この段階では、PCT出願した国々でそれぞれの国で定められた特許要件を満たしているかどうかの審査が行われ、権利化を目指します。

PCT出願はあくまで国際的な出願手続きであり、自動的に全ての国で特許権が発生するわけではありません。PCT出願後、希望する国ごとに国内段階へ移行し、その国の特許庁による審査を受ける必要があります。

国内段階移行の期限は、多くの国で優先日から30ヶ月以内です。ただし、一部の国では31ヶ月以内となっています。この期限までに必要な書類を提出しなければ、PCT出願の効果は失われますため、注意が必要です。

国内段階移行後、各国特許庁では、新規性、進歩性、産業上の利用可能性などの特許要件にもとづいて審査を行います。審査の結果、特許要件を満たしていると判断されれば、特許権が付与されます。

開口国際特許事務所では高い英語力を持つ弁理士が在籍!

開口国際特許事務所は、富山を拠点に国際特許の申請サポートをしています。高い英語力を持つ弁理士が、各国の審査基準や法制度を考慮しながら最適な権利範囲を設定し、特許庁への書類作成や提出などを代理・代行いたします。さらに、審査過程で生じるさまざまな対応も、豊富な経験を活かしてスムーズに進めます。

グローバルな技術競争が激化する中、国際特許の重要性は一層高まっています。開口国際特許事務所は、企業の知的財産を世界規模で保護し、技術革新の成果を確実に権利化へと導きます。

まずはお気軽に無料相談をご予約ください。

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