開口国際特許事務所

実用新案とは?弁理士が解説する

相談予約はこちら

実用新案とは?弁理士が解説する

実用新案とは?弁理士が解説する

2024/05/28

実用新案という言葉を聞いたことがありますか?この用語は、特許制度において重要な役割を担っています。そこで、本記事では実用新案とは何かを、弁理士が詳しく解説します。

目次

    実用新案とは

    実用新案とは、特定の目的に対して有用で新規性がある小発明のことを指します。 弁理士としては、実用新案の出願や権利確保、侵害予防などの業務が主な仕事となります。また、技術的な知識や法律的な知識だけでなく、クライアントのビジネスに対する理解や戦略的なアドバイスも求められます。 実用新案の権利は、特許庁に出願した場合に取得できます。権利者は、一定期間内に他者に対して使用許諾や、出願者の同意が必要なライセンス契約を結ぶことができます。また、侵害された場合は、権利者は訴訟などの手段を利用して自己の権利を保護することができます。 弁理士としては、クライアントのニーズに応じた適切な戦略を提案し、効果的な権利確保や保護を行っていくことが重要です。技術やビジネスのトレンドを把握し、常に最新の情報を提供することによって、クライアントのビジネスの価値を高めることができます。

    特許と実用新案の違い

    特許と実用新案は、知的財産権の一つであり、弁理士の専門分野でもあります。両者とも発明や技術的なアイデアを保護するために利用されますが、その違いがあります。 まず、特許は発明を保護するための制度であり、技術的である必要があります。発明が新規であること、独創的であること、産業上利用可能であることが要件となります。また、特許を取得することにより、発明者は20年間の独占権を有します。 一方、実用新案は、効果的であるとされる形状や構造を保護するための制度であり、機械的なものに限定されます。実用新案は、実用性が重要な要素とされます。実用新案の権利期間は10年間です。 弁理士は、特許や実用新案を取得するための手続きを支援するだけでなく、保有者の権利を管理したり、権利侵害に対して法的手続きを行うことも担当します。弁理士の専門的な知識と経験が重要であり、上手に活用することが必要です。

    実用新案の申請手続き

    実用新案の申請手続きとは、製品や技術などの新しい考案を取得するために行われる手続きです。弁理士は、この申請手続きを専門に行い、考案者をサポートします。 実用新案申請は、特許庁に提出され、方式審査に通過することで考案者に独占的な権利を与えます。弁理士は、考案内容の確認や必要な書類の準備、出願書類の作成などを行います。 また、弁理士は、申請手続きのみならず、実用新案権の有効期間や権利譲渡など、その後の手続きや管理も行います。弁理士を利用することで、考案者は手続きにかかる時間短縮や不備の防止、専門的なアドバイスを得ることができます。 実用新案の申請手続きは、煩雑かつ専門的な知識が必要です。弁理士の果たす役割は非常に大きく、考案者にとって重要なパートナーとなります。申請を検討している方は、ぜひ弁理士に相談し、スムーズな手続きの実現を目指してください。

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。