開口国際特許事務所

法人が行う商標出願と国際出願の流れを解説

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法人が行う商標出願と国際出願の流れを解説

商標は、企業の信頼や独自性を形にした「知的資産」です。名称やロゴ、スローガンを戦略的に保護することで、ブランド価値を守り、模倣やトラブルを未然に防ぐことができます。

こちらでは、法人が商標を出願する際に知っておきたい基本的な流れや注意点をはじめ、複数国への出願に有効なマドプロ制度の活用方法について解説します。

国内外での事業展開を見据えた知財戦略を、確実に進めていくための一助となれば幸いです。

【法人】商標を出願する際の基本的な流れと注意点

企業様が商品やサービスの名称、ロゴ、スローガンなどを長期的に活用していくためには、それらを商標として適切に保護することが重要です。ブランド価値を維持し、模倣や侵害から権利を守るうえで、商標出願は企業活動の基盤にも関わる法的手続きといえます。とくに企業様の場合は、将来的な展開やグループ全体での活用、名義管理の整理など、個人とは異なる観点での計画性と正確性が求められます。

以下では、国内で商標を出願する際の一般的な流れと、企業様が押さえておくべき実務上の注意点について解説します。

出願までの一般的な手続きの流れ

商標出願の手続きは、以下のような流れで進みます。

商標調査

既に登録されている商標と同一・類似していないかを確認します。この段階での調査が、拒絶リスクの回避に重要です。

出願書類の作成

商標の使用予定商品やサービスを区分ごとに整理し、特許庁へ提出する書類を作成します。

特許庁への出願

正式に出願を行い、出願日が確定されます。

審査・登録手続き

形式審査・実体審査を経て、問題がなければ登録査定→登録料納付→商標登録されます。

審査には通常5ヵ月~8ヵ月程度かかり、早期審査を申請することで短縮される場合もあります。

企業様として注意すべきポイント

企業様が出願する際には、以下の点に留意する必要があります。

出願名義の確認

出願人が企業様である場合、登記された正式な法人名で出願書類を作成する必要があります。
出願時に個人名義で提出した場合、将来的に商標権を企業へ移転する手続きが発生し、手間や費用が追加される可能性があります。
また、名義が不正確な場合は、方式審査で補正を求められることがあります。

指定商品・役務は将来も見据えて設計する

商標出願では、その商標を使用する商品・サービス(役務)を明記する必要があります。
現在の事業内容だけでなく、将来取り扱う予定のある商品やサービスも含めて、あらかじめ設計することが大切です。

海外での使用を予定している場合は別途出願が必要

商標権の効力は、日本国内に限定されます。
取得した商標を海外でも使用する予定がある場合は、進出先の国ごとに出願するか、国際出願制度(マドプロ制度)を利用する必要があります。

企業様による商標出願では、名義や指定内容を正確に設計し、事前に十分な準備を行うことが重要です。
基本的な手続きを正しく踏むことで、商標を企業活動に効果的に活用できます。

国際商標出願の方法とは?マドプロ制度と法人対応のステップ

国内で商標登録を行っても、その効力は日本国内に限定されます。海外での商品展開やサービス提供を検討されている企業様にとっては、各国での権利取得も重要な検討事項です。
こちらでは、複数国での出願を一括して行える「マドプロ制度」を中心に、国際商標出願の基本的な仕組みと対応の流れについて解説します。

マドプロ制度を活用した国際出願の概要

「マドプロ制度(マドリッド協定議定書に基づく国際出願制度)」は、世界知的所有権機関(WIPO)を通じて、複数国へ一括で商標出願を行える制度です。
この制度を利用することで、各国の特許庁に個別に出願することなく、効率的に国際的な権利保護を目指すことができます。

参考情報: 国際出願(商標)

国際出願の進め方

国際商標出願を行うには、以下の基本的な流れに沿って対応する必要があります。

1.基礎出願または基礎登録の取得

日本での商標出願または登録を基礎として、マドプロ制度による国際出願が可能になります。
基礎出願が却下された場合は、国際出願の効力にも影響するため、内容の設計段階から慎重に対応する必要があります。

2.国際出願書類の作成と提出

WIPOに対して国際出願を行うには、特許庁を経由して出願書類を提出します。
指定する国や地域、商標の内容、使用予定の区分を明確に記載し、英語またはフランス語での書類作成が必要です。

3.各国での審査と対応

国際出願後、指定国ごとに形式審査・実体審査が行われ、審査に通過すれば商標が登録されます。
拒絶理由が通知された場合は、その国の制度に従って個別に対応する必要があります。

4.権利の維持と更新

登録後は、国際登録の日から10年ごとにWIPOへの更新手続きが必要です。また、商標の内容変更や名義変更などがある場合も、一括して手続きが可能です。

海外での商標使用を見据える企業様にとって、マドプロ制度は効率的かつ実務的な選択肢となります。
ただし、各国の審査制度や出願戦略には違いがあるため、出願前の設計段階で十分な検討が求められます。

商標出願・国際出願のご相談は|開口国際特許事務所へ

企業活動におけるブランド保護は、商標出願の精度と戦略性に左右されます。
開口国際特許事務所では、法人様による国内外での商標出願に対応し、将来的な事業展開を見据えた知財戦略を一貫して支援しております。英語対応可能な弁理士が在籍しており、マドプロ制度を活用した国際出願や、PCTルートによる外国出願にも対応可能です。

初めての方も無料でご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。
商標・意匠・特許を含む総合的な知財サービスを通じて、企業様の知的資産を確実に保護・活用してまいります。

【法人向け】商標出願でよくあるご質問

Q1.法人名義で商標を出願する際、個人名義と何が違いますか?
A.法人名義で出願する場合は、登記された正式名称で手続きする必要があります。名義が正しくないと補正や再出願が必要になることがあり、将来の権利移転にも影響します。
Q2.商標を海外でも使用する場合、国内出願だけで大丈夫ですか?
A.国内出願だけでは海外で権利は保護されません。海外でも使用する場合は、マドプロ制度などを使って各国での出願が必要です。
Q3.商標出願前に調査は必要ですか?
A.はい。類似の商標があると拒絶される可能性があるため、出願前の調査は重要です。事前に確認することで、リスクを避けやすくなります。

商標出願の流れから国際出願・費用まで法人をサポート 開口国際特許事務所

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